こんにちはあおはる@aoharufx(ツイッター)です。
私はFXトレードをして10年程度になりますが、最近ではコンスタントに勝つことができています。
その経験を踏まえて、「損切り」について考えてみたいと思います。
この記事では、以下の様な悩みを持っている人に参考になると思います。
- 損切りができない人はFXで勝てないって聞いたけど本当?
- 損切りをしても勝てないから、損切りをしない方が良くない?
損切りに対する私なりの考え方についてですので、他のブログ等ではあまり言われていない内容かもしれません。
ぜひトレードの参考にしていただき、勝てるトレーダーに近づいていきましょう。
損切りの意味がわかる方向けの記事になっていますので、用語をご存知ない人はまずは「損切り 意味」という様に検索して調べてみてくださいね。
損切りは必要なのか?
損切りは必要なのかについてですが、最初に私なりの結論としては、
「場合による」
というのが答えになります。
その場合になるということは、損切りが必要なケースと必要ではないケースがあるということです。
私自身は損切りをほとんどしないトレードスタイルをしていますが、年間を通して勝てている月が多いです。
さらに損切りをしている時に限って、大負けしている感じなので、逆に損切りは悪!という考えすら持っています。
損切りが必要なケース

損切りが必要なケースについて考えていきます。
損切りが必要と言われている理由は以下の様な感じです。
- 資金を大きく減らしてしまい市場から退場してしまう
- 塩漬けは資金をうまく活用できないので、損切りして伸びる通貨ペアに切り替える
だいたいこんな感じの理由が出てくるんではないでしょうか?
確かにロットを張りすぎて、思った方向と逆の方向に進んでしまった場合は、資金の全てを失ってしまうこともあるので、損切りは適切な処置思えます。
また塩漬けすると資金を他に回すことができないので、他のチャンス通貨ペアにエントリーすることができないので、トレード機会を逃すということも理解できます。
ただこの2点について反論していきたいと思います。
まず「ロットを張りすぎて、思った方向と逆の方向に進んでしまった場合に資金を失うことを防ぐ為」にする損切りについての反論です。
そもそも「ロットを張りすぎて」という状態が間違っている様に思います。
資金量の割にロットを張りすぎて、損切りをしないといけないぐらいのトレードを改善していく必要があると思います。
例えば10万円の資金でドル円を1ロット(10万通貨)エントリーしたとすると、証拠金を無視すると、ドル円の値動きに対して1円の幅しかありません。
1円分逆方向に進んだだけでロスカットになってしまうので、リスクを取りすぎたトレードであることは理解できると思います。
これが例えば、10万円の資金でドル円を1,000通貨のエントリーをした場合に関しては、およそ100円の値動きに耐えることができます。
ドル円相場が2021年1月現在は103円付近ですので、買いで攻めた場合はドル円相場が3円になるまで、ロスカットになることはありません。
またドル円相場が1円分、逆方向に進んだ場合でも1,000円の含み損にしかなりませんので、損切りをしなくても、資金を大きく減らすことはありません。
この理由により、ロットを減らすことで、損切りをしなくても良い状態を作ることができるわけです。
次に「塩漬けすると資金を他に回すことができないので、他のチャンス通貨ペアにエントリーすることができないので、トレード機会を逃す」ということについて反論していきたいと思います。
先ほどのロットを抑えることで、他にも資金を使うことができるので、ロットさえ落とせば、他に資金を回すことができるので、実はここも問題ではないです。
また他にチャンス通貨ペアにエントリーすることができず、トレード機会を逃すという点に関して言うと、
「トレードチャンスとは?」
どの通貨ペアがチャンスかどうかの判断って何でしてますか?
短期の移動平均線が、中長期の移動平均線と交差する時?
MACD、RSIなどのインジケーターで買いシグナル、売りシグナルが出た時?
相場は予想はできても、完全に当てることはできません。
これからその通貨ペアが上がるのか、下がるのかは誰も100%当てることができないんです。
ですので、普通のトレーダーはルール通りにいった場合はいいのですが、ルール外の動きをした場合には、損切りを入れたり、両建てを入れたり、ナンピンを入れたりと、自分のルールの中でトレードをしています。
結局トレード機会なんて誰にもわからないので、そもそもトレードチャンスを逃すと言う話が成立しないです。
損切りをしないという選択肢もあり

それでは最後に損切りをしないという選択肢もあるだよ!ということについて考えたいと思います。
ここまで損切りをする理由についてと、その反論について解説してきましたが、結果として、ロットを抑えてトレードをすることで、大きな損失を出すこともないですし、他に資金を使えないなんてこともないわけです。
私は上記の理由で損切りをほとんどしないですし、損切りをする必要になるほど、含み損を大きくすることはほとんどありません。
トレードする時のロットを落とすことで、精神的に余裕のある判断ができることも受けられる恩恵になっています。
ただ、1点デメリットをあげるとすると、ワクワク感がなくなるということです。
1万円を一晩で100万円に増やすぞ!みたいなギャンブルトレードを否定している訳ではなく、私自身もそんなギャンブルは結構好きな方で、以前はずっとやってしまっていました。
パチンコやスロット、競馬や競艇などのギャンブルも楽しむ分には良いと思います。
ただ、あなたがFXに求めるものは何かをもう一度考えた方が良いと思います。
- ギャンブルトレードをして、ワクワク感を得て一攫千金を狙いにいきたい
- 堅実に資金を増やしていきたい
私の場合は資金を増やす為にFXトレードをしていますので、ワクワク感は必要ないと思っている派です。
ロットを落とせば誰でも勝てる!みたいなことを言う人がいるぐらい、高確率で勝つことができる手法なので、みんなやればいいのに!と思うぐらいです。
ただそれをやり続ける人はなかなかいないですね。
SNS上では1日に何十万円も得をした話が出てきます。
その影響でロットを上げて運よく思った通りの方向に行って、1日で大金を手にしてしまったら、もうロットは落とせません。
これはパチンコにも通じるものがありますね。
ビギナーズラックという言葉がありますが、慣れないうちに大勝ちしてしまって、次もその勝ちのイメージで同じ様にお金を突っ込んでしまうことってよく聞きますよね?
打ちたくて空いてる台に適当に座って、球を打ち続ける様な状況がFXで言うギャンブルトレードと同じ様な打ち方です。
逆にロットを落として打つやり方は、今までのパチンコ台のデーターをチェックし、天井狙いの台で高確率で勝てる台のみを探して打つ様な感じです。
この天井狙いの台だけを狙って打てば、大負けすることはなく、少しの勝ちで逃げ切ることができる手法です。(今でも通用するかはわかりません、10年以上前にやっていた頃の台の特徴でした)
ただこんな台のデーターを分析して、閉店間際に立ち寄って分析をしたりと言うことをする人ってかなり少ないと思います。
それは面倒臭いからですよね。
勝てるとわかっていても、面倒臭くてできない。
FXで勝ちたいなら、この考えは無くした方が良いと思います。
面倒臭いけど、過去チャートを検証してパターンを見つけ、そのパターンに合致した時のみトレードをすることも有効な手段だと思います。
またロットを落とせば、極論損切りすることもないので、資金を減らすことはありません。
この負けない為の思考こそが、FXにとってかなり大事な要素になると思います。
ここまでダラダラと思ったことを書いてきましたが、伝わっていますでしょうか?
少しでもあなたのトレードを見直す機会になれば幸いです。
私は日頃より、ギャンブルトレードではなく、負けないトレードを日々発信していますので、ツイッターやブログ等でお付き合いよろしくお願いします。
それでは。
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