こんにちは、30代サラリーマンのあおはるです。
あおはる@aoharufx(ツイッター)
このブログでは、FXを始めたい人が、つまずくポイントについて解説をしています。
今回はFXで言う、「売りと買い」の意味がわからないという方向けのページです。
この売りと買いは、FXでの基本中の基本なので、この意味合いを理解することが必須です。
考え方は簡単ですので、しっかりとマスターしておきましょう。
FXでの買いと売りの意味は?

FXでの買いと売りについて説明していきます。
以下では、ドル円(USD/JPY)を例に説明していきます。
FXでの買いについて ロング
まずFXで言う「買い」についてですが、別名「ロング」とも言います。
なぜ「ロング」と言うのかについては、あとで説明しますね。
ドル円(USD/JPY)を例に取って、言葉で説明すると「ドル円を買う」ということになります。
このドル円を買うという言葉が理解しにくいですよね。
このドル円についての考え方は、
「円をドルに交換することを指しています。」
あなたが例えばアメリカ圏のハワイに旅行へ行くとします。
その時に、円をドルに両替すると思いますが、その行為がドル円を買うということです。
ドル円相場が100円の時に、日本円100円を1ドルに交換するとします。
この状態のことをドル円を買うといういうことです。
なんとなく理解頂けましたか?
そして、このドル円を買う場合にどうやってFXで利益にしていくかについて説明していきます。
先ほどのハワイに旅行に行く場合を例にとってみます。
レートが1ドル100円の場合としますね。
日本からハワイに行く時に、100円を1ドルに交換しました。
旅行から帰ってきた時に、この1ドルを日本円に戻す時の相場が、1ドル110円だったとします。
1ドルを日本円に戻すと110円になって戻ってきます。
とすると、なんと日本を出た時からすると、10円分を得しているじゃないですか。
これがドル円ロングの利益の出し方です。
ドル円相場が安い時に買って、高い時に戻すことで利益を出すことができます。
先程の例では10円の利益でしたが、FXは取引単位が1000通貨、1万通貨、10万通貨など、取引量を増やすことができます。
- 1000通貨なら1000通貨×10円=10000円
- 1万通貨なら1万通貨×10円=10万円
- 10万通貨なら10万通貨×10円=100万円
の利益になります。
こうやって、この取引量のことをロットと言いますが、このロットをあげることで、大きな資金を動かすことができるんです。
FXでの売りについて ショート

次にFXでの売りについて説明します。
売りのことを別名ショートとも言います。
ドル円を例に取ると、ドル円を売るという言い方になります。
このないものを売ることから始めるのが、なかなかイメージつかない人が多い印象です。
現実世界では、安く買ってから高く売るのが鉄則で、高く売ってから、安く買うことは現物の商品ではなかなかないですよね。
ただ、この為替の場合で言うと、先程の買いの反対をイメージしてもらえればいいと思うので、イメージはしやすいと思います。
先程の逆というと、ドル円を売るということは、ドルを円に替えるということになります。
さきほど旅行先のハワイから帰ってきた際に、保有していた1ドルを日本円に戻すことを説明しましたが、このことをドル円を売ると言います。
イメージできましたか?
ドル円を買うということは、円をドルに交換することで、ドル円を売るということは、ドルを円に交換することを意味します。
それではドル円の売りで利益を出すことについて、イメージしてもらいます。
ハワイに住んでいる方が、日本に旅行に行く際に、ドルを円に交換する場合を想定します。
その時の相場が1ドル110円の場合、1ドルを日本円に交換すると、110円分の日本円を獲得できます。
その後日本からハワイに戻る際に、その110円をドルに戻す場合、ドル円相場が100円になっていたとします。
この時は100円で1ドルに交換できるのですが、今保有しているのは110円なので、1.1ドルになって返ってきます。
ということで旅行前と比較して、0.1ドル多く返ってくるわけです。
これがドル円の売りで利益を出す仕組みです。
ドル円相場が高い時にドルを売って、ドル円相場が安くなった時にドルを買い戻すという感じです。
だいたいイメージできましたでしょうか?
まとめると、
- ドル円を買うということは、ドルを安く買って、高くなったところで売って利益を出す。
- ドル円を売るということは、日本円を安く買って、高くなったところで売ることです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なかなか文章でお伝えすることが難しかったのですが、ドル円の場合は、右側の通貨を左側の通貨に替えるということになります。
これがポンド円なら、円をポンドに交換することですし、ユーロドルなら、ドルをユーロに交換することになります。
最後になぜ、買いの事をロングと言って、売りの事をショートと言うのかについて説明しておきたいと思います。

ポンド円のチャートです。
時と場合によりますが、上に向かうより、下に進む時の方が早いため、下向きにかけた時は、価格が早く進むので短い(ショート)と言います。
逆に上向きに進むのは、長い時間がかかる(ロング)ためです。
おそらくこのパターンが当てはまるのは、買いで攻めている人が多いからだと思います。
価格が一方向に進むのは、損切りを入れている人が多いためだと思われます。
また後日、損切りを入れていると、一気に相場は動くのかについても解説していきたいと思います。
それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
コメントを残す