ポンド円の下落を予想した理由について質問があったため回答していきます。






こんにちはあおはる@aoharufx(ツイッター)です。

本日は5月4日にFXのチャート分析をしたブログ記事に質問をいただきましたので、その回答をしていきたいと思います。

 

過去の記事はこちらです。

ポンドの行方!上がるためには、下がる必要がある!が根拠になるか?

 

こちらでポンド円が130円ぐらいまで下落するのではないだろうか?という内容の記事でしたが、その130まで下落することの根拠についての質問がありました。

 

それでは回答していきます。

今回の内容は動画でも撮っていますので、読むのがめんどくさい人は動画で見てもらってもいいかもしれません。

どぞ!

 

 

 

目次

ポンド円の下落がくると予想した理由

 

それでは早速やっていこうと思います。

まずポンド円の環境認識をしておきましょう。

先日の段階でこんなチャートの形をしていました。

 

ポンド円の日足チャートです。

この時点では132.6円ぐらいに位置していました。

ここからポンド円は130円を目指す可能性が高いと思ったのですが、その根拠については以下の様な感じです。

  

「買い目線、売り目線のどちらでもこの地点までは到達しそうな気がしたから!」

 

ということで、買い目線、売り目線で見ている人になりきってチャートを見ていけばわかると思います。

  

 

ポンド円を買い目線で見ている人

まず買い目線で見ている人はどんな感じで見ているのでしょうか?

まず実際のチャートにフィボナッチを引いてみましたのでこちらをご覧ください。

ポンド円

ポンド円の日足チャートです。

その当時のチャートではなく、現時点のチャートであることはご了承ください。

 

とりあえず、今からポンド円を買いたい人の気持ちになってみましょう。

 

どうです?なれましたか?

では説明しますね。

 

まず買いたい人は、押し目を狙っています。

いわゆる「押し目買い」という基本的なやつです。

 

この押し目を狙って買いたい人がいるということを考えると、押し目がどこにくるのかを予想するためのテクニカル分析がありますよね。

 

それがフィボナッチリトレースメントです。

 

以下フィボナッチと表現しますが、全てこのフィボナッチリトレースメントのことです。

 

まずフィボナッチを安値から直近の高値付近に向けてフィボナッチを引きます。

そうすると横にパーセンテージが表示されます。

この数字のラインが押し目になりやすいところになるわけです。

だいたい38.2%、50%、61.8%付近が意識されやすいポイントと言われています。

それで今回のポンド円下落の目安については、130円と予想していましたが、この130円はフィボナッチの50%付近なんですよね。

押し目としては、この半値戻しの場所は結構意識されるポイントですので、ここまで下落するのを待っている人が多いということは覚えておきましょう。

 

ただここで一定数の買いが入る確率が高いのですが、確実に上昇するとは限りません。

 

そのまま下落して安値をどんどん切り下げていくこともありますので、目安という様に捉えてください。

 

ということで、買い目線の人はフィボナッチの50%付近で買いを入れようとしている人が多くなることから、そこまでは下落することが予想できるわけです。

 

もしこの50%付近で反発して上昇するなら、直近の高値を超えていきそうな感じで見ています。

 

ということで132円半ば付近の状態では、そこからの上昇は考えにくく、一旦下げるのではないかという根拠でした。

 

 

ポンド円を売り目線で見ている人

続いてポンド円を売り目線で見ている人の気持ちになってみましょう。

以下ポンド円のチャートです。

 

今回は売り目線で考えるのですが、売り目線の人はどこで売りたいと考えるのでしょうか?

その点を考えると答えが見つかります。

 

先ほどのフィボナッチを使って、今度は戻り売りのポイントを探すわけです。

 

今回は買い目線の人の場合の引き方とは逆で、高値から安値に向かってフィボナッチを引いていきます。

 

高値が100%で安値が0%になっています。

ここで先ほどと同じく反応しやすいポイントがあります。

そのポイントには数字と水平線ラインが表示されます。

 

売り目線の人も同様で、フィボナッチの50%は意識されやすいポイントになります。

 

ちょうど136円ぐらいでしょうか。

一旦ここのラインで上値が抑えられているので、ある程度意識されている様に見えませんか?

一度反応してから、再度136円付近を試してもまた跳ね返されてるのがわかると思います。

 

ということで、この50%ラインは意識されているという判断になり、売り狙っている人の絶好の戻り売りの場所になっている可能性があったわけです。

 

この様に売り目線の人も買う場所ではなく、売りを狙っていく場所になりますので、上昇は考えにくいポイントであったわけです。

 

 

まとめ

ということで買い目線、売り目線のどちらをとっても132円半ばで買っていく人は少ないとの判断がありましたので、一旦下落する方向で考えたわけです。

 

この様にFXは大衆の思いに引っ張られる傾向にありますので、買い目線ならどこで買うのか?

売りを狙っている人はどこで売りたいのか?

を考えていくと、大衆と逆のエントリーが減って勝率が上がると思いますよ!

 

ちなみに今回私はポンド円のショートでエントリーをしましたが、レンジ状態の時にさっさと決済してしまいました!笑

非常にもったいないことをしてしまっています。

予想はしてもそこまで自分を信じるかはまた別の経験、スキルが必要なので、自分の手法を確立していくことが必須です。

 

私も情報発信をしながら、自分に足りていないことを勉強しているので、一緒にFXで勝てる様に頑張っていきましょう。

 

それではこれにて失礼します。

今回はブログにコメントいただきありがとうございました。

 

 

2 件のコメント

  • こんばんは、お世話になります。

    FXチャートの下値(上値)予測の根拠につきまして、
    拝見させていただきました。
    無学ながら、フィボナッチリトレースメントという考えを初めて聞き、
    また、それによって、価格予測の分析を理解することができました。
    今後の大きな助けになります。

    急なコメントに記載にお応えいただきまして、すみません、
    そして、ありがとうございました。

    junchoon

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    ABOUTこの記事をかいた人

    まず始めに自己紹介をしていきます。1986年生まれの33歳、サラリーマンをしています。10年以上サラリーマンを続けていましたが、将来の夢は投資家になるのが夢です。会社の安定性は良いのですが、雇われることに抵抗があるのか、昔から自分で仕事を立ち上げたいという気持ちもあります。ただ、家庭もあり行動に起こせない小心者ですので、まずは投資にて、資産を増やして、経済的、精神的に気持ちを楽にしてからにしたいと思い、2018年からFXを本格的に始めました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ youtubeやってます。 https://youtu.be/xuOcPXWr5zQ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ツイッターもやってます。サラリーマンの視点でのFX、節約、副業についてのツイートを日頃しております。 https://twitter.com/aoharufx ・・・・・・・・・・・・・・・・・・