本日はドル円のチャート分析を簡単ですが、取り上げたいと思います。
いつもは日足での分析がメインなのですが、今日は4時間足で三尊、三角保ち合いが見やすい状況になってましたので、結果論での解説ですが、実際のチャートを見て勉強していきましょう。
エントリーポイントや、利確、損切りポイントの候補地点についての解説をしていきますので、トレードの参考にしていただければと思います。
この記事を読むと以下のことが理解できるようになります。
- 三尊でのエントリータイミング、利確目標
- 三角保ち合い相場でのエントリーポイント、損切り、利確ポイント
- 三尊はダウ理論で説明がつくことがわかる
目次
FXチャート分析
ドル円 三尊 ヘッドアンドショルダー

ドル円の4時間足チャートです。
ちょっと青で色付けしてみました。
これだとわかりやすい感じですよね。
過去チャートを見て、実際のエントリータイミング箇所について確認していきましょう。
実際は私は日足しか見ていないので、この4時間足でのエントリータイミングでは入ることはできないですが、様々な時間軸を見ていくことも重要な感じがしています。
左側の青い四角の部分は、三尊と呼ばれたり、ヘッドアンドショルダーと呼ばれたりするものの、形がいびつなものになっています。
3つの山と黄色いラインのネックラインと呼ばれるもので構成されています。
エントリータイミングでよく言われているのは、ネックラインを割った下矢印を打ってある箇所です。
そのタイミングで下目線が確定する値動きになるためです。
そこから直近高値からネックラインまでの長さ分下に伸びることが多いのがこのパターンです。
ちなみにこの三尊は、ダウ理論だけでトレンド転換が確認できるので、特に三尊ということを知る必要はないです。
ちょうど黄色いネックラインのところで、高値と安値の切り下げが起こっているので、トレンドが転換しているということになってます。
ということで、三尊というのは、結局はダウ理論の応用ということになっていると思います。
こう見るとダウ理論はやっぱすげえって思いますね。
ダウ理論に関してよくわかっていない人は、是非ともグーグル先生に聞いて見ましょう。
ちなみに過去にエリオット波動の記事で、少しだけダウ理論に触れている記事がありますので、参考に!
ドル円 三角保ち合い

ドル円の4時間足チャートです。
次は三角保ち合いに関してです。
今ドル円は右側の青い三角のエリア内で動いています。
これは、買い目線と売り目線の人が拮抗している時に、出てくるチャートパターンです。
ある程度下がったら、すぐに買い方が買い支えて、上がった場合には売り方が売りに来るという言わばレンジ状態です。
この状況ではレンジを想定したエントリーが有効です。
下限のラインに当たれば買い!
上限のラインい当たれば売り!
という単純なエントリーだけで稼げます。
ただ注意が必要なのが、この青いエリアを抜けた時です。
この三角保ち合いを抜けたら、一気に抜けた方向に価格が走る傾向にあるからです。
その抜けた方に一気に走る理論について解説します。
三角保ち合いを抜けた時に一気に走る理由について

再度同じチャートを載せます。
例えば買い目線の人の立場に立ってみましょう。
ラインの下限で赤い上向きの矢印でロングをエントリーしたとします。
狙いはライン上限までなのですが、普通は損切りをどこに入れますか?
この三角保ち合いを想定しているのなら、この三角保ち合いが崩れた時が損切りポイントになりますよね?
ということで、損切りラインは青いエリアより少し下のところになるわけです。
ここまでわかりますか?
ここまでが一般大衆のポジションの取り方と、利確、損切りの候補になります。
そしてこのエリアを下に抜けた時に、買い方の損切りが一気に約定されるので、下に一気に下がります。
値動きが一気に走る時の状況というのは、一方の損切りが集中している時に起こることが多いんです。
ですので、この相場が一気に動き出すポイントでラインを引くことで、大衆が意識しているポイントがわかります。
また今後この相場が一気に動くポイントについてのチャートの見方についても解説していこうと思います。
これが見れれば、相場が動きやすい場所、大衆の目線がわかるようになり、勝率アップに繋がるかもしれませんよ!
まとめ
今回はドル円の実際のチャートを使って、結果論ではありますが、三尊と三角保ち合いについて簡単に解説しました。
正直三尊は黙って売っとけばいい!ということなので、このパターンが出た時は素直にエントリーすることをおすすめします。
ただ説明した通り、ダウ理論を理解していれば、三尊とか全く関係ないと私は思っていますので、まずはダウ理論はマスターしておきましょう。
ダウ理論に関する記事も今後上げていこうと思います。
三角保ち合いに関してはよく出て来るチャートパターンなので、三角保ち合いが出そうかな?と思ったらすぐにエントリーして、利確を行うことを私はよくしています。
完全に三角保ち合いが確認できた時には、どちらかに抜けていく時が近いので、あまりおすすめしません。
よく言われるのが、3回ラインにタッチした後に抜けていくような感じが多いです。
今回例に出したドル円の三角保ち合いに関しては、大きく見れば下限でのラインに3回タッチしているので、次のタイミングでは上に抜けていきそうな感じです。
まぁこればっかりは結果を見てのお楽しみ!ということですので、次週の相場に注目しましょう!
次週でこの三角保ち合いを抜けた時のチャートをまた解説していこうと思います。
それでは。
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