本日はFXでよく出てくる言葉である
「アービトラージ」
について解説していきます。
これは同じ価値を持つもの同士での価格差を利用したトレードのことです。
このアービトラージは、うまく使えばリスクを少なく利益を得ることができる手法です。
今回はスワップポイントのタダ取り手法の解説です。
実際に私も利用していますが、ほとんど何もせずにスワップポイントが無料で貯まっていきます。
今の私は10万円の資金を投入して毎日700円程度のスワップポイントを得ています。
月の利益を計算すると、700円×30日=21000円
年の利益を計算すると、700円×365日=255500円です。
10万円の資金で年間25万円の利益ということで、利益率250%です!
ただ、この手法も今後将来的にずっと使えるかは不明ですし、資金がなくなるリスクもありますので、100%勝てるという手法ではありません。
ただ、この条件が続く限り、安定して資金を増やすことができるので少額でスタートさせています。
今回は、まずアービトラージについての解説と、一般的なアービトラージ手法と、私がおすすめする手法について解説していきたいと思います。
それでは最後までお付き合いください。
目次
アービトラージとは?
まずアービトラージとはなんでしょうか?正直用語を覚えることにあまり意味はありませんので、意味合いを覚えていただければいいと思います。
まず「アービトラージ」とは
先ほども説明しましたが、同じ価値を持つものの価格差を利用して利益を得る手法のことです。
これはサヤ取りなどとも言われており、転売用語の「せどり」などでも使われます。
例えば同じ商品でも、メルカリとAmazonでの販売価格が違う場合、安いメルカリで買って、Amazonで転売するなどです。
FXでいうアービトラージとは?
これをFXに当てはめると、スワップポイントの差で利益を得ようというわけです。
どういうことかと言うと、
同じ通貨ペアの 「売りと買い」を 「違う口座」で行うんです。
まずは以下の表をご覧ください。
以下国内口座のDMM証券とGMOクリック証券のスワップポイントです。


まずドル円のトレードを行うことを前提とします。
DMMではマイナススワップの一番小さい値は「-58円」です。
そしてGMOのプラススワップで一番大きい値は「61円」です。
この場合、DMMでドル円の売りを行って、GMOでドル円の買いを行うことで、為替差益が変動しなくなります。
片方がマイナスになれば、片方はプラスになりますよね?
例)
DMMでドル円100円で売り、GMOでドル円100円で買って、ドル円が110円になった時のことを想定してみます。(取引単位は1万通貨)
DMMでドル円を売った場合→110円になった場合10円分のマイナスです。
反対にGMOでドル円を買った場合→110円になった場合10円のプラスです。
ということで、為替差益はプラスマイナスゼロになりますので、相場がどれだけ変動しようと合計の金額は、プラスにもマイナスにもならないんです。
今回の場合は-58円のマイナススワップがかかりますが、61円のプラススワップも発生するので、こういう日は3円分の利益が出るわけです。
ただ、上の表でもわかるようにスワップポイントは日々変動しますので、一生これで毎日3円を確実に稼げるものでもありません。
ただこのスワップの差が大きいほど、利益が大きくなりますので、このスワップの差が大きくなるような口座選びが重要です。
マイナススワップが小さいのはDMMが有名ですので、DMMを軸にあとはスワップポイントが高い口座を選べばいいと思います。
アービトラージのメリットとデメリット
スワップアービトラージのメリットとデメリットについて解説します。
アービトラージのメリットについて
メリットについては先ほど触れましたが、為替差益を固定してスワップポイントだけをただ取りすることです。
スワップポイントも変動がないなら、投資方法としては最強だと思います。
相場が急変するような、リーマンショックや、アベノミクス後のドル高などでも全く動じる必要はありません。
長期投資をするケースにおいて、威力を発揮します。
メリットについてはこんな感じです。
リスクが少なく、利益を狙えるという点です。
アービトラージのデメリットについて
アービトラージはメリットが目立って、絶対負けないんじゃない?って思う方もいますが、ここからはデメリットに関しても説明します。
私が思うデメリットに関しては以下です。
- 利益が少ない
- 口座の残高を意識する必要がある
- スワップポイントの確認が必要で永続的には厳しい
順番に説明します。
1.利益が少ない
まず先ほどの1日3円の利益を毎日ノーリスクで得れたとしましょう。
1年間の利益は3円×365日=1095円です。
1万通貨の取引で1000円が自動で入るなら、いいと言えばいいのですが、国内口座なら1万通貨を取引するのに、5万円程度の証拠金が必要です。
ということで、2口座で10万円以上の資金は必要です。
10万円を使って年間1000円なので年利1%です。
これをどう見るかですが、年利1%以上の投資商品もあるので、他の投資先の選択を私なら選ぶと思います。
投資信託なら年利5%程度は得られますからね。
2.口座残高を確認する必要がある
この口座残高を確認する必要があるということは、どういうことかと言いますと、
先ほどのシミュレーションでもあったように、相場が動こうと2口座間の合計資金は変動ないんですが、片方の口座は確実にマイナスになります。
FXではロスカットがありますので、あまりに証拠金が低いと片方のマイナスになっている口座がロスカットされていまい、片方だけの運用になってしまうことがあります。
ですので、マイナスになっている方の残高が少なく、口座維持率が低くなってきた時には口座に資金を投入していく必要があります。
ということで、十分な資金と、一定期間で口座資金を確認する必要がありますので、手放しで運用できるものではありません。
相場の変動でも動じない金額を投入することで、残高を意識しないこともできますが、それだとさらに利益率が下がってきますので、投資としては微妙になります。
これはスワップの差にもよりますので、自身が納得できる条件で運用してみてください。
例)片方に100万円の資金を投入して、1万通貨の運用を行った場合
スワップポイントに変動がないとすると、100万円で年間1000円程度の利益が安定的に入ってきますが、年利に直すと0.1%です。
これは楽天銀行でハッピープログラムを行えば普通預金金利でも実現できるレベルなので、資金効率が悪すぎます。
3.スワップポイントの確認が必要で永続的には厳しい
「先ほどからスワップポイントに変動がないとすると!」という条件付きでの説明通り、スワップポイントは日々変動します。
今はDMMとGMOのスワップポイントに差があったとしても、そもそもその数字が逆転することもあります。
例えばDMMでドル円の売りならマイナス80円で、GMOでドル円の買いが50円になってしまい、「-30円」になってしまうということです。
このスワップポイントの変動を日々確認する必要がありますし、数字が逆転してしまうと、毎日スワップポイントを支払う必要があります。
アービトラージデメリットまとめ
ここで再度アービトラージのデメリットについてまとめておきます。
デメリットは
- 利益が少ない
- 口座の残高を意識する必要がある
- スワップポイントの確認が必要で永続的には厳しい
ということで、スワップポイントの推移と、口座残高を確認する必要がある割に、そこまで稼げないということを理解して、運用する人はしていきましょう。
私がおすすめするアービトラージ手法について
これまででは、アービトラージ手法は微妙な感じでしたが、いかがでしたでしょうか?
冒頭で毎日700円程度の利益が出ているんじゃないの?っていう方お待たせしました。
ここからは10万円の資金投入で、毎日700円程度をゲットできる手法について紹介します。
この手法は先ほどのデメリットを解消しているので、リスクをゼロにはできないですが、今の期間であればかなり優位に運用ができます。
先ほどのデメリットはこちら↓
- 利益が少ない
- 口座の残高を意識する必要がある
- スワップポイントの確認が必要で永続的には厳しい
利益に関しては年利250%を狙える
口座の残高の意識はするが、入金などは不要
スワップポイントについては変動があるので、同様のデメリット
まとめると、利益が大きくなって、めんどくさい作業も少し軽減している感じです。スワップポイントに関しては変動が予想されるので、未来永劫続くことはありません。
それでは私が運用している手法についての説明をいたします。
それは海外口座のGEMFOREXを使うことです。
海外口座?GEMFOREX?という方も多いと思いますが、国内口座ではなく、海外口座というものも選択することができます。
海外だからと言って、英語ができないといけないのか?というとそんなことはありません。普通に日本語表記がされているので、全く問題ないです。
ログイン画面はこんな感じです。

普通に日本語表記です!笑
馴染みない方へのデメリットとして、稼ぐ方には税金の仕組みが違ってますので、そちらは少し勉強してもらえたらと思います。
月数百万円ぐらいまでなら、国内口座より税金が安い人が多いと思います。
これは年収によって違います。
GEMFOREXについての解説はこちらのページで解説していますので、こちらのページで確認ください。
まずは無料で20000円の資金がもらえるので、これだけで完全無料で毎日50円が入ってくる仕組みを作ることはできます。
まずは完全無料でも始められますので、これこそノーリスクで始められます。
実践者が語る!GEMFOREXにてサヤ取り両建てスワップ運用のメリット、デメリットについて
また月に2回程度、このスワップ運用の口座資金状況もブログで報告していますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。
FXアービトラージのメリット、デメリットまとめ
まずはFXにおけるアービトラージのメリットについては、
「為替差益に影響されないので、仕組みさえ作ってしまえば安定的にスワップポイントが安定的に入ってくる」
一方デメリットについては、
- 利益が少ない
- 口座の残高を意識する必要がある
- スワップポイントの確認が必要で永続的には厳しい
比較的、リスクが少なく利益を伸ばすことができるんですが、やるなら私がおすすめする海外口座のGEMFOREXにての運用をおすすめします。
先にお伝えしておきますが、こちらも100%安定しての利益を保証する訳ではありません。
次のページにてしっかりとリスクを把握しての運用をお願いします。
実践者が語る!GEMFOREXにてサヤ取り両建てスワップ運用のメリットとデメリットについて解説しています。
実際の運用はどうなの?っていう方は、実践ブログも運用中ですので、そちらも確認してみてください。
2019年10月9日時点のブログURLを貼っておきます。
ほったらかし投資法!GEMFOREX両建てスワップ運用の実績を報告しています。
それでは当記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
利益を出して余裕ある生活を目指していきましょう!
コメントを残す