今回はFXに必勝法はない!というテーマでについて解説していこうと思います。
この記事をご覧になっているという方はFXでの必勝法について調べている人だと思います。
- FXで必勝法ってないのかなぁ?
- 今使っている手法より勝つ確率の高い手法はないかな?
という悩みを持っていらっしゃると思います。
この疑問に対してFX歴10年以上の私が、実際のトレードでやってきた具体例を出して必勝法という概念について考えていきたいと思います。
ちなみに結論としては必勝法はないですので、必勝法だけを探している方にとっては無利益だと思います。
ただ、実際に私がやっている手法を例に出して負けない努力をすることで、勝つか悪くてもトントンという状況まで持っていける可能性がありますので、興味ある人は読みすすてください。
あなたのトレードスタイルにもよりますが、今まで教科書に書いてあったり、一般的な意見を徹底しているのに負け続けている!という方には、少し新鮮な内容になるかもしれません。
目次
FXでの必勝法とは何なのか?
まずFXでの必勝法とは何でしょうか?
勝率100%なら勝ちなのでしょうか?
1年を通じてプラスなら必勝法何でしょうか?
完全な必勝法があるとするならば、毎回の収支をプラスにできるということでしょうか?
ただ毎回の収支をプラスにする!ということは手法うんぬんではなく、プラスになるまで放置するだけでも勝率100%を達成できます。
例えば、100円でドル円を買ったとしましょう!
そしてその後下落が続き70円まできましたが、まだ100円で買ったポジションは保有しています。そして、3年後に110円まで戻ってきました。
そこで利確したので、収支はプラスで終わることができました。
どうですか?
こういうトレードをするなら勝率は100%達成できるんです。
単に1日のうちに上か下かを当てる必要もないので、プラスになった時に決済をする!
ただこれだけです。
これを必勝法と呼ぶかどうかは別として、勝率100%目指せると思いませんか?
ただこういうトレードをしていない人が多いのも事実です。
ツイッター、youtube上では一日で100万利益が出ました!
1億利益が出ました!
なんていう報告がありますが、あれはロットを大きくかけているからできることなんです。
そういうやり方をしている人は、もっとテクニカル分析を極めるなど別の要素が絡んできます。
ということで、短期で勝つのか長期で勝つのかで必勝法の概念が変わってくる様に思います。
私が実践している勝率の高い手法!
まず色々なインジケーターがありますが、今までいろんなものを使って来ましたが、そりゃドンピシャで刺さる時もありますし、全く刺さらないこともありました。
最初は移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスでエントリーをする手法をやっていました。
MACDやポリンジャーバンド、RSIなど。。。
どれも当たる時は当たるし、当たらない時は当たらない!
もう上か下かの予想すらも意味ないんではないか?ということさえ思いました。
思い通りの方に行っても、結局は利確をしなければ意味がないんです。
ドル円を100円で買って101円になった時に利確せずに、そのままズルズルと99円まで落ちた時に損切り!
こんなことないですか?
結局、私が辿りついた結論はこうです。
入り口(エントリー)はどこでもよくて、ゴール(利確)が重要!
ただ、入り口はどこでもいいとは言いながら、やはり優位性のある場所も存在しますので、私は少しでも優位性の高い場所を選んで、利益を大きくだす場所という候補でエントリーしています。
含み損、含み益は途中経過でいかに利確まで持っていくか?
これにつきます。
また上に行くか、下に行くかの予想はしますが、外れても気にしない様にしています。
だって50%の確率で外すんですから!
基本的にはプラスになるまで放置してそれまで耐えていく手法を取っています。
それじゃあドル円ロングを持っていた時に、以前の底値70円台まで行ったらどうするの?という方!
その時はその時ですが、基本的には両建て手法も取っていますので、含み損は増えていきますが、口座残高は増やしていくんです。
まぁそもそもドル円が70円台になっても破産しない資金管理をしていれば全く問題ないんですけどね。
負けないための両建て手法
両建てに関する解説は以前に別の記事にて書いていますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。
私が使っている手法のメインは両建てです!
日々のチャート分析を見てもらえればわかると思いますが、けっこう両建てを実践しています。最近ではGOLDの両建てもしていき、プラスになったものから決済をかけて行くことで利益も増やしています。
両建てはレンジ相場でもっとも利益を伸ばしやすい手法です。
上がったら売る!
下がったら買う!
という逆張りだけしていれば勝てるんですから。
弱点はというと、強いトレンドに弱いということでしょうか?
底値と思って買いをいれても、どんどん下がってくる様な局面では含み損が増える一方です。
やはりそういう時は順張りで売りを多めにいれて、買いを少なく入ることで、下落しても含み損を小さくして行く様なロット管理は必要と思います。
両建て手法で利益が出るまで放置のメリット
この両建て手法のメリットは破産しにくいこともありますが、他にも利点があると思っています。
利益をさらに伸ばせる
こちらでも書いていますが、利益を伸ばすためにも使えるので、ぜひ実践して見てください。こちらの内容ができる様になれば、かなりの玄人だと思います。
一旦頭をリフレッシュできる
含み損が大きくなった時にどうすることもできない場合に、一旦なかったことにできるのも両建てのメリットです。
スプレッド分のマイナスが加算され、スワップもマイナスになるので、長期間逃げることは厳しいですが、ある一定期間相場から離れたいという時にも使えます。
来月にはボーナスが入るからそれまで両建てをして、分析だけ頑張ろう!などいろんな使い方ができます。
そもそも負けにくい
そもそも負けにくいという性質があります。
レンジ相場ではまず負けないですし、苦手とされている強いトレンドが出ている中での活用例は以下です。
例)ドル円を100円で1万通貨を買った場合で資金は30万とします。
ドル円が90円まで下落した場合、含み損は10万円です。ここで、これ以上下がるとまずいと判断しドル円の売りを1万通貨新規でエントリーしました。
この状態ではドル円が50円に行こうとも、含み損は10万円のままです。
そして50円が底値だと思ったのなら売りで入ったポジションを決済して利確します。残高はその時、40万円増えて含み損は50万円です。
このまま60円まで上昇した場合、含み損は40万円になり、もし決済するとこのトレードは負けなし!という状況になりました。
もしこの50円よりももっと下がった場合も、売りのエントリーをして底値までついて行ければ、いつかは反転するのでそのタイミングまで待てばいいんです。
その反発するタイミングというものも、テクニカルである程度の予想をつけることができるので、テクニカル分析も同時に勉強する必要があります。
資金管理の徹底
最後に上記の両建てを実践するには、資金管理が大切です。
資金を多くで始めるか、ロットを小さくするかの2択です。
私の場合は少額の資金しかないため、ロットを小さくするしかなかったです。
例えば10万円で始めたのならば、1万通貨は突っ込みすぎなので、1000通貨から5000通貨ぐらいがいいでしょう。
そちらの資金管理についての記事はこちらで解説していますので参考にしてください。
小さくロットを入って、たとえドル円が0円になっても破産しない資金管理ができていれば、まぁ強いですよね。
FXの必勝法まとめ
ここまで解説をしてきましたが、結局は
入り口は重要ではなく、出口が重要ということです。
どこで利確をするかが大変重要になってきます。
利益が出るまで放置して、利益が出たら利確
含み損は放置して、利益が出るまで我慢
正直これだけです!
その中で優位性のあるところでエントリーするために、テクニカルも使いますが、基本的にはどっちに行ってもいいという精神状態が強いです。
スキャルピング派の方には無理な手法ですが、スイングトレードメインの方にはおすすめです。
またチャートを見る時間も減るので体力的にもかなり楽ですよ!
1日に相場のチャックをさっと済ますだけなので、1日5分程度のチェックでOKです。
時間のないサラリーマンや主婦の方におすすめだと思いますので、この手法がどんどん広がればなと思っています。
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