FXで勝つために重要と言われている3要素があります。それが以下3つです。
- 手法
- 資金管理
- メンタル
FXで勝つためには、どの要素も知識をつけていき、自身のトレードスタイルに合わせてルールを決めていく必要があります。
今回はその中で
「資金管理」
について解説をしていきます。
ただ、この資金管理というやつが恐ろしいのは、、、
全然重要視されないんです(笑)
なんというか、地味なんでしょうね。
ただ基本的な考え方なんですけど、当たり前すぎて重要視されてないんで、確認の意味を込めて説明させていただきます。
このページでは資金管理の大切さ、実際に私が行なっている資金管理を解説していきます。
また資金管理術と言いますか、資金管理のみを利用したトレード手法も解説していきます。
あなたがなかなか勝てない理由はもしかしたら、資金管理にあるのかもしれません。
目次
FXにおける資金管理とは
まず資金管理とは
「トレードに使う資金、エントリーした数を把握して、損益の理解をしておく」
ということだと思っています。
一応説明しますと、
- トレードに使う資金=自分の資金がいくらあるのかの把握
- エントリーした数=どれだけの通貨を取引しているかの把握
- 損益の理解=いくら動けば、いくらの損益が出るのかの把握
具体的には、10万円の資金があって、ドル円を1万通貨取引している場合、ドル円が1円動いた場合に1万円の損益が出るということをしっかり理解する必要があるということです。
当たり前すぎる気もするんですが、結構初心者の時ってわけがわからず、適当にやっちゃう人も多いんですよね。
ただ、自分がどれだけのリスクを背負って、どれだけのリターンを狙っているのかを明確にしている方が、自分の手法にもつなげやすいので、しっかり理解しておきましょう。
FXにおける資金管理が重要な理由
FXにおける資金管理が重要な理由は、資金管理ができていないと一瞬でロスカットをくらうような、ギャンブルトレードになってしまい、市場から退場してしまうからです。
資金を飛ばしてしまうと、次に市場に参加するのに、貯金をしていく必要がありますので、かなりの時間がかかります。
数万円の資金で初めてもすぐにロスカットになってしまって、全く資金が増えないので、ある程度の資金を用意することがおすすめです。
おすすめのFXの資金管理に対する考え方と手法
私が実際にやっている資金管理の考え方と、資金管理を使った手法について解説していきます。
私のやっている資金管理、手法は大きくは勝てませんが、過去10年以上にわたって資金を飛ばしたことがないので、よく資金を飛ばしてしまう方には参考になると思います。
資金管理に対する考え方
まず資金管理に対する考え方ですが、まずは「負けない」ということに、焦点を当てています。
勝てる方法を考えるか、負けない方法を考えるかは人それぞれ違うので、どちらでもいいのですが、私が選んだのは負けにくい手法です。
負けなければ、トントンか勝つしかなくなるので、まずは負けないことに意識を置いているというわけなんです。
勝つ方法ばかりを考えていた時期はなかなか増えずに、無茶なロット数をかけて、損益画面に一喜一憂しており、精神的に厳しい状況が続いていました。
実際に私はFXを20代前半からやっていますが、けっこう大きいロットを張ってトレードしていた時期は、チャートをみれる時はずっーーーと見て、ハラハラしていたのを覚えています。
寝る前にポジションを整理できなかったら、いつまでも起きていて、次の日に疲れを持ち越すこともけっこうありました。
ただそういう気になって仕方ないトレードの方法は、精神的にも肉体的にもしんどかったです。
そういうしんどさをなくすことが、資金管理を通じて可能ですので、次に具体的にどうやったトレードをしているのかについて解説していきます。
実際に使っているトレード手法を簡単に解説
スイングトレードを使った手法
私が実際に使っているトレード手法ですが、チャート分析を見てもらえればわかると思うんですけど、基本的にはスイングトレードです。
なぜスイングトレードを選んだのかと言いますと、
毎日チャートを見る必要がなくなるからです。
極力精神的にも、肉体的にもストレスがないようにするには、ずっとパソコン画面に張り付いているような時間が私にはダメでした。
ずっと画面に張り付いていると、新規でエントリーしたり、すぐに利確したくなったり、含み損を見ると落ち込んだりしてしまいます。
その時間を極力減らすために、あまりチャートを見る時間がなくて済むように考えた結果、スイングトレードが自分には合っていると思います。
スイングトレードにおすすめな時間足
実際にスイングトレードを使用する時の時間足は何を使っているのかと言いますと、基本的には
日足か4時間足です。
やはりスイングトレードでは1分足や5分足を使うんではなくて、長い目線で数日以上はポジションを保有していくので、長い時間足がいいですね。
私はあまり見ないですが、週足なんかもいいかもしれません。
大きい流れの方が、テクニカルが効いている様な気がします。
資金管理を意識したロット数
資金管理を意識して、精神的、肉体的に安定したトレードを行うためには、ロット数の管理が必要なんですが、私の場合は10万円ぐらいで始めるならば、1ポジション1万通貨まで!と思ってやっています。
私が初心者でやるなら、10万円の資金なら、1000通貨〜5000通貨ぐらいでの取引がいいと思います。
仮にドル円が現在100円とします。
1000通貨の取引なら1円下がることで1000円の損失になります。
ということは10万円がなくなるのは、ドル円が0円になった時ですよね?
絶対ないとは言い切れないですけど、可能性は低いと思います。
現在のスワップはプラスなので、この状況が続けば0円になっても破産しないという、かなり余裕を持ったトレードができます。
0円になっても大丈夫ぐらいでポジションを持っていると、わざわざ損切りする必要がないんです。
損切り貧乏という言葉がある様に、損切りすることで資金を減らしていくので、究極は損切りをしないということです。プラスになるまでじっと我慢して、プラスになった時に決済する!これだけです。
ちなみに、1000通貨のトレードであれば、今までのドル円の最安70円台になっても破産しなかったわけですし、上値は120円台まで行ったので、利確するタイミングはいくらでもあったわけです。
FXにおける資金管理のまとめ
今回は私が実際に行なっている資金管理について説明をしてみました。
私はプロトレーダーではないので、勝つことや、値動きの予想を当てるというやり方は重要視していません。
日頃のチャート分析で一応は分析はして予想はしますが、プロでもわからないチャートの値動きを、片手間でやっているサラリーマンの私がわかるわけもありません。
ただ、チャートの値動きを予想して、どういうシナリオで進めばいいのかの準備をすることは必要と思いますので、日々チャート分析をしています。
サラリーマンの方がFXで資産を増やしたい!と思って、ハイレバでやってしまうと資金を飛ばすことがよくあります。
年間で狙う利益を決めて、1年間で増やす金額を決めると無理なく進めることができます。
10万円スタートなら年間でプラス10万円ぐらいが精神的にもちょうどいいと思います。
ツイッター等をみていると、すごい金額を1日で稼いでいる人がいますが、そういう人に刺激されて自分のトレード手法を変えてしまってはいけません。
真似すると私の様に資金を溶かしてしまう可能性がありますので注意ください。
それでは簡単でしたが、今からFXを始める方に参考になればと思います。
以下メンタル管理についての記事も参考にしてください↓
FXで勝つためのメンタル管理の重要性メンタル管理の5つの方法
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