今回は、XMのスプレッドについて、国内口座との比較をしていきたいと思います。スプレッドは、FX,証券会社に支払う手数料のようなものです。
実際に取引をしてみるとエントリーした瞬間の損益はマイナスからスタートします。
XMはスプレッドが広いという印象がありますが、国内口座と比較して、実際にどれだけ広いかを見ていただこうと思います。またスプレッドの広さで自身のトレードスタイルも変化させる必要があると思いますので、あなたのトレードスタイルによって、口座を選んで行く必要があります。
今回は私も保有している楽天証券と、GMOクリック証券のスプレッドを参考に比較をしていきます。
目次
XMのスプレッドについて
まずはXMのスプレッドについては下の図をご覧ください。
ドル円でスプレッド17と書いてありますが、こちらがスプレッドになります。1万通貨の取引をした際には、170円の手数料がかかるということです。
またポンド円については、37との表記で、1万通貨のエントリーで370円の手数料がかかります。結構でかいですね。マイナー通貨になるとさらにスプレッドが広がっていますので、マイナー通貨で取引する際はスキャルピングトレードでは、厳しい様な気がしますので、デイトレードやスイングトレードが向いています。
またこのXMのスプレッドに関しては、取引終了間際等はこれ以上に広がっていきますので、その時の参考を載せておきます。
ドル円でスプレッド33という表記になっています。エントリーした瞬間に330円のマイナスからスタートという訳です。取引時間終了間際にはスプレッドが広がりますので、取引する時間帯にも気をつけてください。
朝の6時半から7時頃までがこういう感じになっています。
国内口座のスプレッドについて
GMOクリック証券
これはGMOクリック証券のスプレッドです。ドル円で見ていくと、BID108.559円とASK198.562円の差額がスプレッドとなり、1万通貨の取引で30円の手数料がかかることになります。先ほどのXMと比較すると6分の1の手数料で済みますね。ポンド円に関しては、100円分のスプレッドになります。こちらもXMと比較すると安いですね。
楽天証券
これは楽天証券のスプレッドです。ドル円で見ていくと、BID108.537円とASK198.540円の差額がスプレッドとなり、1万通貨の取引で30円の手数料がかかることになります。ポンド円に関しても、100円分のスプレッドになります。この2つの通貨ペアはGMOと全く同じ数値ですね。
各口座のスプレッドの比較
ここで先ほどのスプレッドを表にしてみました。クロス円のみを記入したものです。(2019年6月17日現在)
単位 円 | XM | GMO | 楽天 |
ドル円 | 170 | 30 | 30 |
ユーロ円 | 240 | 50 | 50 |
ポンド円 | 370 | 100 | 100 |
オージー円 | 310 | 70 | 70 |
ニュージー円 | 290 | 120 | 390 |
カナダ円 | 330 | 170 | 390 |
スプレッドでは、全ての通貨ペアにおいて、GMOが優秀です。こう見るとやっぱりXMのスプレッドは広いなぁ。もっと狭かったらと思いますね。笑
ドル円に関しては140円の差額が出ます。これが取引する度に、変わってきますので、結構でかいですよね。10回の取引で1400円、100回の取引で14000円です。
ただ、XMにはボーナスポイントという、クレジットカードに付与されるようなポイントがあります。取引するたびにポイントが溜まっていき、実際のトレードの証拠金として使うことができます。次の項目では、このボーナスポイントを加味したスプレッド比較をしていきます。
実質のスプレッド比較
先ほどのスプレッド比較に加えて、XMにはボーナスがありますので、実際の手数料を考えて見ましょう。(今回はスタンダード口座での比較をしています。)
ボーナス付与に関しては、XMのランクに応じて違いますので、今回はELITEで比較をしていきます。1ロット(10万通貨)の取引で20XMPが入るのですが、この20XMPを円に換算すると、
20XMP÷3=6.6ドル(およそ)1ドル110円で計算すると、660円分に相当します。
今回は1万通貨での比較をしますので、およそ66円のボーナスが付与されますので、それを加味しての金額を比較します。ちなみに、このボーナスは決済をしないと付与されませんので、気をつけてください。
単位 円 | XM | GMO | 楽天 |
ドル円 | 104 | 30 | 30 |
ユーロ円 | 174 | 50 | 50 |
ポンド円 | 304 | 100 | 100 |
オージー円 | 244 | 70 | 70 |
ニュージー円 | 224 | 120 | 390 |
カナダ円 | 264 | 170 | 390 |
以上が実質のスプレッド比較です。140円程度あったスプレッド差は実質74円まで差が縮まりました。それでも国内口座と比較すると毎回74円のコストがかかることになります。
となると、わざわざ海外口座を使うメリットってあるの?って質問が飛んで来そうですが、それに関しては別記事で解説していますので、そちらを参照していただければと思います。
fx海外口座xmについての記事はこちら
fxは少額からでも始めることができますの記事はこちら
ただ、基本的には、国内口座を使える方はそちらを選んだ方がいいと思います。現実的には100万円以上あった方がいいと思います。レバレッジが25倍であるため、証拠金が結構かかりますので、数十万円の資金では、戦略の幅が狭まってあまりおすすめできません。
スプレッドのまとめ
今回は国内口座と海外口座のスプレッド差についての記事を書いてみました。手数料だけをみると圧倒的に国内口座に分配が上がりますが、あなたの資金がどれだけあるかによっても、適切な口座が違ってくると思います。
単にスプレッドが狭いから国内口座の方が良い!という結論にはなりません。総合的に考えて口座選択をしていただければと思います。
資金が多く、スキャルピング、デイトレ派の方は国内口座の選択!
資金が少なく、デイトレ、スイング派のあなたは、海外口座の選択!
がよろしいかと思います。スプレッド比較をされているということは、あなたの取引手法が定まっていない、口座の選び方がわからないという方かと思いますので、この記事で参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。良いトレードを!
それでは。
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