こんばんは、あおはるです。
今回は、FXで勝てない方向けに、勝てるようになるための思考法、手法について解説していきます。結構重要ですので、しっかり理解していただければと思います。
目次
負けるとは
そもそも負けるということはどういうことでしょうか?負けるとは資金を全て飛ばすことです。1回1回のトレードの負けではありません。全戦全勝はありえないと思いますので、その点は勘違いなさらないように。入金しても資金を飛ばして、退場してしまうこととして説明していきます。
なぜ負けてしまうのか
そもそもなぜ負けてしまうのでしょうか?いくつか負ける要素を書き出してみます。
損切りしすぎの損切り貧乏。
余計なところでエントリーして、逆行してしまう。ポジポジ病。
ロット管理、資金管理不足。
損大利小
以上4点が大きな負け要素ではないでしょうか。
詳しく説明していきます。
損切りしすぎの損切り貧乏
これは言葉の通り、損切りをしまくって、資金をどんどん減らしていくことを言います。損切り自体は利益を伸ばすためにも大事なのですが、特に多いと思われるのが、ポンド円等の値動きが大きい通貨での損切りです。
ポンド円は、価格が上下にかなり動くので、浅めに損切りを設定している時は、目線としては合っていても、損切りラインに到達してしまうことがよくあります。
ポジポジ病
ポジポジ病とは、ポジションを持たずにはいられない状態を言います。自分の中で、上がるか下がるかが全くわからない状態ですが、ポジションを持っていないと落ち着かず、適当にポジションを持ってしまいます。
しっかりと自分なりのルールに沿って取引していれば、たとえ逆行しても受け入れ、今後のトレードに活かすことができます。
ただ、適当に入ったポジションは、根拠もなく負けても今後のトレードに全く活かすことができません。勝っても負けても運だけでのトレードになっています。
ロット管理、資金管理不足
先ほどからロットを減らして!ということを書いていますので、同じ様な内容になってしまいますが、やはりこの資金管理は大変重要です。自身の資金によって、適正で心にゆとりがあるロット数は人によって違います。
取引をしている間に、自身がパソコン、スマホをずっと見ている様なら、注意です。ずっと値動きを見て、ドキドキ、ハラハラしている様なら、そもそもロットの張りすぎです。そうなった時は、すぐに決済をしたり、一瞬逆行した時にすぐに損切りをしてしまうなど、目線が合っていて、少し我慢をしていれば大きく利益を取れる可能性を逃してしまうかもしれません。
また一気に利益を取りたいと、無茶な取引をするかたが多いのも事実です。うまく行けば何倍にもなって利益が生まれるので、魅力的ではありますが、50%の確率で逆行しますので、リスクに対する意識が必要です。
損大利小
こちらに関しては、正解はないのですが、基本的には損小利大の思考が好ましいと言われています。損失が出た際には、どこまでも保有し続け、損切りができない傾向にあります。人間は損失を嫌う傾向にある生き物の様なので、損を確定させることができないとのことです。
逆に利益は小さくしてしまうことも人間の特徴の様です。利益が上がっている中、どんどん利益が減っていく状態を人間は我慢できないのです。
たとえば、1万円の含み益が出ていたとします。その後、どんどんと含み益が減っているのを見てしまうと、通常の精神ではいられなくなり、利益を小さく確定させてしまうのです。
勝ちは勝ちなのですが、利益が小さくなることで損をしている様に感じてしまうのです。
これを心理学用語で「プロスペクト理論」と言います。
人間は本能的に先ほどの思考になってしまうということです。プロスペクト理論については、色々な書籍でも説明されていますので、ご存知ない方は、一度勉強されて、人間はそういうものだと意識を持つことが重要です。
勝つためにはどうすればいいのか
これまで負けるトレーダーに思考、行動について解説してきました。逆に言えば負けるトレーダーの逆を行えば、おのずと勝つということです。必ず勝つということではないですが、負ける要素は排除して、勝ちに突き進みましょう。
損切り貧乏脱却
損切り貧乏の対策としては、損切り幅を広くすることで防ぎます。
値動きが大きい通貨を取引する際は損切り設定を広げることで損切り回数を減らすことができます。
そもそも、ポンド円のような値動きが大きい通貨は初心者が扱うには、少し厳しい通貨ペアと思いますので、最初はゆったりした値動きの、ドル円、ユーロドルなどの通貨がおすすめです。
比較的値動きが小さく、心に余裕を持って取引ができるため、負ける確率は低くなると思われます。そのためにもロットを減らしての取引が有効です。
ロットを大きくして、小さい値幅を狙うより、ロットを小さくして、大きい値幅を狙うトレードにしていくことがおすすめです。おのずと損小利大のトレードになっていきます。
プラスになるまで放置をしていくことが利益アップに繋がります。
ポジポジ病脱却
ポジポジ病の対策としては、パソコンを見る時間を減らすことです。パソコンを見る時間を減らしていけば、物理的にポジションを持つ頻度を減らすことができます。仮に今まで1時間に1回見ていたのであれば、3時間に1回、6時間に1回など、頻度を減らしていくことをおすすめします。
ちなみに、私はチャート分析に使う時間は1日に5約分程度です。1日に5分程度の分析時間であれば、ハイレバでの取引なら気になってできませんので、基本的には、低ロットでの余裕を持った取引になります。
ロット管理、資金管理不足の脱却
ロット管理、資金管理をしっかりするには、自身がポジションを持った際の心の動きを考えることが必要です。先ほども書きましたが、ポジションが気になって夜も眠れない!などどいう症状が出ていたら、危険信号です。自身の許容するロット数を超えている可能性がありますので、一度ロット数を下げてのトレードを心がけて見てください。
長く続けるには、精神的に安定したトレードを行っていく必要があります。
損小利大のトレードを行うには
損小利大のトレードを行うには、例えばドル円で110円で買って、損切りを109円、利確を110円に設定していては、バルサラの破産確率でもある様に、将来的には破産します。ですので、リスクを小さく、損切りラインを狭く、利益はとことん伸ばすことが必要です。そのためには、チャートの分析が必要不可欠で、リスクリワードを考えていく必要があります。
損切りラインを狭くしては行けないと、前にも述べましたので、この項目では矛盾している様に思えます。ただしっかりとチャート分析をして、止まるところで逆張りを仕掛けることで、利益を大きく伸ばす戦略が取れます。
チャートの分析には、実践と自身の勝ちパターンがあればいいと思います。
まとめ
ここまでFXで勝てない人のための思考、対策について書いてきました。参考になりましたでしょうか。この勝つための行動をしても絶対勝てる保証がないのがFXです。そういう手法があればぜひ教えていただきたいです。笑
実際にトレードをしてみると、負けてしまうパターンを自身がしてしまっている可能性がありますので、まずは1つずつ原因を取り除いて、負けないトレーダーになっていくことを目指しましょう。
かく言う私も、損は大きく、利益は小さくなる傾向にありますので、ここは一緒に頑張って改善していきましょう。
それでは。
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